バッサリ削って、スッキリ!!

パンフレットのコピーの話。
現在進めている、24ページフルカラーのパンフレットがあります。
今まで社内で広告を制作されていた、クライアント様より
この度『会社案内』を、はじめての外部発注していただきました。
ポルトデザインを選んでいただいたことにうれしく思います。

さて、今まで社内で制作されたパンフレット類を拝見すると
かなりの情報量。
A4サイズの中に、ボディーコピーのフォントサイズが6〜8ポイント。
行間も少なめでギッシリ!!
読み応えがあるというか、疲れそう・・・・
でも、この情報量の多さと画像やデータ量は見事です。
簡単には、マネはできません。

そこで、この今までの制作物を活かすために
過去のパンフレットに誘導する『会社案内』を制作することにしました。

A4サイズを横位置に、ワイドな紙面をつくっていきます。
無線トジで、背幅は2ミリ。薄くてもしっかりとります。これがまた、カワイイ。
フォントサイズは大きめに。余白は多めに、ゆとりをもたせて。

そして、ラフを提出していくわけですが
クライアント様とのやりとりの中で、だんだんコピー量の追加希望が出てくるのです。
あれも、これも言いたいし。伝えたいのです。
すごく分かるのだけど、多ければ伝わるものでもありません。
その中で、メリハリつけて
いかに、凝縮されたコピーにするか、見やすい紙面にするか、だと思うのです。
たくさんの言いたいことを、削っていくことは
勇気も必要だとも思うし、難しいものだとも思いますが・・・・

こうして、コピー量とスペース取りの陣取り合戦が続くのです。

そして、いよいよ入稿二日前。
最終の校正段階において、クライアント様より
「 やっぱり文字量が多いとうるさいね。」 の一言から
どんどんコピーを削っていくことになりました。

はじめのレイアウトを活かすために、無理矢理入れていたコピーが
バッサリ削られて、スッキリと読みやすくなっていきます。
この思考錯誤して、文章を何度も何度も推敲していく作業が
大変でもあり、愛おしくもあるのです。
きっと、いいものに仕上がるはずです。

バッサリ削って、あ〜 スッキリ!!

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