遠州からみ縮れ織り その2

和紙タオル屋さん へ行ってきました。
中村美喜夫さんに様々なお話を伺ってきました。
『和紙タオル屋さん』の和紙タオルが
和紙を使ったボディタオルの先駆者です。

浜名湖では昔から『遠州からみ織り』という特殊な織り方の漁網が広く使われ、
和紙タオルは、この技法をもとに 静岡濾布（しずおかるふ） さんが独自に開発した
遠州からみ縮れ織り（特許取得）にて織られたボディウォッシュタオルです。

また、茶碗蒸しなどを蒸す時に使う蒸しふきんは
『からみ織り』を使って、蒸しふきんに仕立てているそうです。



漁業の町、村櫛だからできた商品ですね。



今回、ご相談の目的は、「遠州からみ縮れ織り」を暖簾にどうか？　です。
「縒れてしまうからどうかな〜？？」　と中村さん。
でも、お手製の暖簾をかけているお宅のものを拝見していたので
その縒れている感じもステキに思うのですが・・・・　どうでしょう？！
透けている生地が、夏に、ゆらゆらゆれているのが 涼しげです。

帰りにまた一つ、和紙タオルを購入してきました！！
今度は、ブルー。
グラデーションに揃う、タオルを見ると全部揃えたくなってしまいます。



水にさらして、だんだん柔らかくなっていく感じが楽しいです。


浜名湖を前にした工場で
丁寧にこだわってつくっているのが、熱意あるお話でわかります。
さまざまなお話、中村さん　ありがとうございました。

今日は、続いていた雨も上がり穏やかな浜名湖でした。