ケ、ケ、ケのケプロジェクト ふりかえり(その3)|【商品開発物語2】

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つづきから

商工会議所で靴下製造会社さんの
ご紹介をいただくことになりました。
さらに、補助金申請のご提案もいただきました。

コロナ禍では、
他県の製造会社さんとお会いするのは
介護をしている身としては、
慎重にならなければならないため
実際にお会いすることもできないまま
電話やメールのやりとりの中で
打ち合わせを進めて行きました。

希望の靴下ができるのか?!
不安で仕方ないまま半年は過ぎました。

そして、ようやくお会いできた時
たくさんのサンプルと共に
「要望の実現はこれではどうですか?」
と提案されたのが
『何度でもIWASETEくつした』の
原型だったのです。


何度でもIWASETEくつした の原型

当初は、和紙(1層)+(2層)の3層によって
靴下の中で足が滑るのを防ぐために
サポートされる構造。

その本体に、床の上で靴下が滑るのを防ぐために
滑り止めのための樹脂
その樹脂は、コミュニケーションのために
しあわせだよ
ありがとう
という言葉とイラストで表現を希望!!

そもそも、足裏の言葉は
介護をする中で
「ありがとう」くらい言ってよ!
と当たり前過ぎてしまう言葉に
毎日続く介護に
自分自身への励ましだったりします。

販売スタートして、約1年経った今
介護が必要になったご家族のために購入された方が
このことに「はっ!」と気づき、励まされたと
お便りもいただけて、うれしく思いました。

そして、プロジェクトメンバーを募っていきます。
そもそも、ハレの日商品でない日常の商品、
それも介護商品の企画・開発に
協力・賛同を得られるのか?

一人目の交渉は、
イラストレーターの柴田美佳さん。

つづく。







お客さまより画像をお送りいただきました。


ケ、ケ、ケのケ プロジェクト webshop

人生、ハレの日ばかりじゃないから
続くケの日も大切に。
そして、笑顔に。

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