布プリント工場

布プリント工場に色校正に行ってきました。
住宅街にその小さな工場がありました。
職人さんの集団です。

今は『秋祭り前』で、法被のプリントや手ぬぐいのプリントで大忙しでした。
この工場では染めはやっていませんが、
プリント印刷でも染め工程のように、絵柄の版木が工場いっぱいにありました。




布プリントの色見本。
紙印刷と違って、生地の色が透けてしまうため、生地と色の関係は難しい。


3原色（赤、青、緑）の顔料を基本に色を配合して、希望の色をつくります。



Tシャツプリントは、シワが寄らないように台にかぶせて、1枚ずつ色をつけ、熱で圧着。そして乾燥。
1枚ずつ手作業です。


手ぬぐいも、この台にズラッと生地を並べて、1枚ずつ手作業で色をつけていきます。
本日は、朝早くお邪魔したため、まだ生地は並んでいませんでした。

職人さんが、「モノがいっぱいでしょ！」っておっしゃいましたが、
あちこちに、色の試しに塗ってある板や、乾燥工程で干されているTシャツなど
職人さんの技術が詰まった『箱』の中にいるようでした。

現場の裏って楽しい！！