ケケケのケプロジェクト ふりかえり(その2)|【商品開発物語1】

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2年前には、すでに
ケ、ケ、ケのケ プロジェクト
『何度でも IWASETE くつした』の
イメージは、ほぼでき上がっていました。



無地のらくがき帳にあれこれ描いて
構想を膨らまして楽しんでいました。

そんな中、母がお世話になっている
訪問看護士さん、理学療法士さん、
レンタル介護用品の会社さんが見えた時に、
作りたい靴下の構想を伝え、
意見を伺いました。


「滑り止め樹脂のある靴下を作ろうと
考えているんですがー」

『最初から開発?』

「そう!!」

『誰が、、、?』

「私!!」

『え? 一人で?』

「そう、、、 どうやって、進めましょうね、、、」

『足裏の滑り止めも大切だけど
高齢者って汗をかきずらくなるから
靴下の中で足が滑って
安定しなくなることで 滑るのことも問題よ!』

「確かに!」

『だから、靴下の中で足をサポート、
床で滑りにくくと、
両方でサポートできたら
必要な人多いよ!
現状、そんなのないものねー。』

「無いですよね〜
では、靴下裏と、 足裏と両方で
滑らなくなる方法がポイントなのね!!
そして、樹脂は言葉になっていて、、、
リハビリ体操にも繋げて、、、、」

そんな、やりとりをして
看護士さんは、この時、
私の冗談だと思って
聞いていたに違いないでしょう。

そこから、偶然、知り合いからのご縁で
靴下製造会社さんのご紹介をいただく。
思いの丈を伝えたけれど
でき上がってきたサンプルはどれも
求めているものと違う。
次のサンプルも、違う。

介護専門的すぎない靴下は
相手にしていただけない?
一デザイン事務所が
靴下を作りたい!には
真剣に考えては、いただけない?

やっぱり、求める条件を揃えるのは
不可能なのか、、、?

そもそも、想いだけ強くたって
介護業界ではないモノには不可能なのか、、、?

半ば諦めに近い思いで、
商工会議所を訪ねることにしました。

つづく。


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人生、ハレの日ばかりじゃないから
続くケの日も大切に。
そして、笑顔に。

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