此の手で造る

髙橋建築工房さまの
完成建物見学会のチラシのデザインの
お手伝いをさせていただきました。
三代目となる若い棟梁が、屋号を一新させて
一棟目となる建物見学会です。

棟梁一人が承る仕事として、年間1〜2棟を丁寧に
コツコツと造り上げていくということで、
その真面目さとか、こだわりの職人気質なところを
何か上手く表現できないかな・・・・ と考えながら
数点デザイン案を提案したところ
選んでいただいたものが、こちらの狙っていたものと
同じ方向性の案。
これは、今後もうまく進むケースと確信!!

タイトルは

此の手で造る

書で書き起こし、
棟梁本人の「手形」をド〜ンと押しました。
職人の傷だらけの手でも、男性としては少々小さめで繊細。
この手だからこそ、こだわって造り上げてくれそう!!
と感じる手です。
また、髙橋さんの流儀。この方法、このやり方。も意味しています。
若い棟梁だからこそ、柔軟に知恵を出してくれそうです。

裏面では、棟梁の考えをのせました。
タイトルは

この地域で
穏やかに、住み継いでゆく


住まい手にはこの地域で、この家で永く住い継いでいただきたい。
工務店としては、この地域で家守(いえもり)として生きていく。
“思い” と “決意” を掲げました。

紙面全体には色調を抑えて、素朴ながら、丁寧さ、あたたかさを感じることが
できるようなものを狙いました。
余計なものは、いれません。

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