手書き文字から

本日は、書道のお稽古日。
私が通う『書院』では、自宅で書いて持参します。
自分の評価を聞くことだけでなく、みなさんの作品と評価も一緒に拝見します。
本日は作品を持たず、他の方の作品を見るだけ。
肩身がせまい・・・・

今日、門下生のひとりが
『公益社団法人 日本書芸院の広報紙』を配ってくださいました。
タイトルは 『書くよろこび 美しい心は 手書き文字から』。

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パラパラ、読み進めると

木下 博夫氏  (国立京都国際会館館長)
筒井 紘一氏  (京都造形芸術大学教授)   ×   聞き手 日本書芸院
薮中 三十二氏 (立命館大学特別招聘教授)
※五十音順
『書を育む』座談会(平成25年11月26日に行った)記事。

日本の文化が世界に誇る 『書』 のこと。
国際社会に向かって、どのように発信していくか、などの課題の話し合いの内容。

とても、興味深い内容ばかり。
中でも、
日本書芸院 杭迫 柏樹氏が 『文化庁主催 第5回日中韓文化大臣フォーラム』 に参加した時に
ハングル文字の韓国が書道展をやりたいと、文化庁に申し入れがあったという話。
薮中氏が 今、日本と中国と韓国で、国と国との関係のギクシャクを
漢字とか、お茶とかの文化の交流で、もっと関係を良くすることができるのではないかという提案。
さらに、
「日本の家というのは、昔は味わい、品があった。
床の間があって、そこにちゃんとした掛け軸があって、・・・・・(中略)
お茶も風情だし、書も風情だと思うんですですけどね。」

杭迫氏
「書の変遷って、建築様式とずっとかかわっていますね。・・・・・」

筒井氏
書が今、 デザイン化されてきているのを どう考えるか? という投げかけ。

4ページに続く記事は、自分自身に繋がりの深い内容が他にもたくさん書かれていたので
お稽古後、自宅で夜中まで読みいっていました。


トップページ 『美しい心は 手書き文字から』 のことに戻ります。

先日、昔の仕事の関係者より 再び、お仕事のご縁をいただきました。
とてもお忙しい方なので、私が九州から戻って すぐ
翌日の2時間のみの限定打ち合わせになりました。
久しぶりに会って、近況報告もままならず、
とにかく必要な内容を確認し合って、あっという間に終わり。

そして、翌日にハガキが届きます。

IMG_20140528_220011

翌日届くということは、打ち合わせの後すぐにハガキを投函していることがわかります。

それも、手書き。
驚きが、感動に変わります。

「忙しいから・・・・ 手書きできない。」なんて言い訳に過ぎないな、と反省。

手書きの文字が伝えるものは、とても大きいものだと改めて感じます。
これから一緒に仕事をさせていただく上で、がんばるぞ!! と励みになりました。

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