プリンティング ディレクター(PD)のしごと(3)

時々、その季節でなければ撮れない植物や食べ物を撮影しておきます。
臨場感のあるカット写真が必要な時があるからです。

4月はじめに『花博』へ行ってきました。
桜と、チューリップと、菜の花 の撮影目的です。

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その撮ってきた画像についてPDさんと桜の話。

PDさん 「 ソメイヨシノの花びらは白だけれど、雌しべが艶姒系だから
全体としては薄いピンクに見えるよね。
時々、印刷物でピンクが濃く出ているのあるけど
それは、ソメイヨシノではなくなってしまうね。
ピンクが強いならば、山桜 や 紅垂れ桜・・・・
では、ソメイヨシノを CMYK で表現する場合は・・・・ おおよそ どれくらいだと思う?」

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世の中にあるモノの色 全てを 数値化したがる癖、
色に対しての執着は、PDさん、 職業病・・・・ プロフェッショナルです。
色の話になると、永遠に終わらない。

色を忠実に再現していく作業、
モノに対しても、写真に対しても、画 や イラストの原画に対しても
作家さんへの敬意の現れなんだと思います。

ソメイヨシノの限りなく、白に近いピンクを表現しつつ、
花びらと花びらの重なり、花びらと雌しべの重なり、
奥行きがある儚い桜の色を表現するのは、とても繊細な作業で難しい。

日本の花だからこそ、追求して表現したい色のひとつでもあります。

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